第31回 : アパレル製品の機能性 ~耐久性、安全・安心性について~
2021/12/01
2021.12.1
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前々回と前回のコラム「アパレルの散歩道」では、「生理的快適性」を取り上げましたが、今回は、「耐久性」、「安全・安心性」の2分野を取り上げます。この2つの機能は、先の運動機能性や生理的快適性に比べると、いずれも地味な機能ですが、アパレル製品にはなくてはならない重要な機能です。
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アパレル製品の耐久性
アパレル製品でも、アイテムに対する消費者の使用期間の期待は千差万別でしょう。シーズン商品で、1シーズンしか着ないブラウスもあり、1~2年しっかりと着たいインナーもあるでしょう。また、重衣料になると、秋冬シーズンに3~5年は着たいというケースもあると思います。
アパレル製品の使用の際、消費者の不満の一つに耐久性があります。消費者の予想以上に、数回の着用や数回の洗濯で、商品が破れたり縮んだり、色あせしてしまうケースなどです。これらの原因には、以下の3つが考えられます。
- 消費者の期待(ニーズ)と商品の耐久性に関連する品質がマッチングしていなかった。
- 消費者側に、誤使用(漂白剤使用など)や想定外の過酷な使用・着用状況があった。
- 商品自体に、本来の耐久性を阻害する不良や欠陥があった。
上記②は、消費者へしっかりしたメンテナンスに関する取扱い情報を提供することで対応は可能であり、③についても、品質不良品を出荷しないメーカー側の品質管理体制の構築により、対策は可能と考えます。しかし、①の消費者の期待値と商品の実力とのマッチングは、なかなか難しい課題です。
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消費者が関わる耐久性に及ぼす因子
筆者の企業現役時代も、「このスポーツウエアの対応年数は何年か?」という質問が消費者からありました。残念ながら、明快な答えは難しいです。
現状、市販のほとんどのアパレル製品には、食品表示のような「賞味期限」などが表示されていません。むしろ、表1.の消費者が関わる耐久性に及ぼす因子などを総合的に考えると、アパレルメーカーは、使用期限表示は、実質的に難しいと言わざるを得ません。この表によると、この消費者が関わる耐久性に及ぼす因子は、着用条件、洗濯条件、保管条件に分類されます。つまり、消費者行動の内容によって、商品の耐久性は変化することになります。
表1.消費者がかかわる衣料品の耐久性に及ぼす因子
大分類 | 中分類 | コメント |
着用条件 | ・着用頻度 | 週に何回、何年使用か |
・着用内容 | 着用して何をしたのか(作業、運動) |
・サイズ感 | 窮屈感はどうか |
洗濯条件 | ・洗濯頻度 | 週に何回、何年使用したのか |
・洗濯機洗いか手洗いか | 手洗いなら洗い方、浴比はどうか |
・手洗い方法 | もみ洗いや振り洗いによる傷みはないか |
・漂白剤や柔軟剤 | 取扱い表示との整合性はどうか
漂白剤のタイプはどうか
使用頻度や使用量はどうか |
・自然乾燥かタンブルドライか | 日光による影響
自然乾燥は蔭干しか、日向干しか 等
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保管条件 | ・保管期間 | 何週間、何年保管していたか |
・保管場所 | 保管場所による環境 (湿気、日光、ガスの影響) |
次に、表2では、アパレルメーカーが関わる衣料品の耐久性に及ぼす因子を紹介しています。ここでは、その因子をマーケティング・設計、生産管理、表示の3つに分類しました。
表2.アパレルメーカーがかかわる衣料品の耐久性に及ぼす因子
大分類 | 中分類 | コメント |
マーケティング・設計 | ・品質基準 | 商品の耐久性をどのように設定したか |
・素材設計 | 素材の品質基準をどのように設定したか |
・製品設計 | 製品設計・縫製仕様でどの程度考慮したか |
生産管理 | ・素材生産加工のばらつき | 染色堅ろう度、物性にばらつきはなかったか |
・縫製加工のばらつき | 縫製工程でばらつきはなかったか |
表示 | ・取扱い表示 | 商品の実力とマッチングしていたか |
・デメリット表示 | 取扱い情報が適正に提供できていたか |
さる10月15日付の第28回「アパレルの散歩道」では、マーケティング戦略の4Pに加えて、品質基準も重要であると記載しました。品質基準は商品の耐久性に大きな影響を与えます。
例えば、あるパンツの商品企画では、これがパジャマ企画か、カジュアルパンツ企画か、スポーツウエア企画か、作業パンツ企画かによって、染色堅ろう度や強度物性などは、むしろ同一基準ではあってはならないと思います。また、予測する使用期間は半年か、1年か、3年か、また、その期間で洗濯回数はどの程度かなどの事前の予測と、それに基づく繰り返し洗濯試験が必要な場合があります。
その結果、商品用途と品質基準が合致(マッチング)していない場合は、残念ながら消費者の耐久性の不満につながると考えられます。
≪品質基準の考え方≫
- 一般的な品質基準は、あくまでも最低基準である。商品の目的に応じて、品質項目と基準値は合理的に上げたり下げたり調整すること。ただし、過剰品質は不要である。
- 下着、スポーツウエアなど、頻繁に家庭洗濯される衣料は、品質基準に「繰り返し洗濯による外観変化」を設定することをお勧めする。
洗濯処理試験は、型崩れ、縮み、プリント剥離、変色など、総合的に品質を評価することができるメリットがある。洗濯回数は用途によって個別設定すること。
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用途と品質基準
先ほど、アパレル製品の用途が異なれば、品質基準も異なって当然というお話をしました。ここからは、スポーツウエアを例に挙げて、もう少し詳しく説明します。なお、最近のスポーツウエアは、素材のポリエステル化が進んでいることをご承知おきください。
スポーツウエアの特徴は、「紫外線、汗、雨や雪、カラー濃淡配色、寒暖などの影響」などが挙げられます。
図1.スポーツウエアが受ける外的影響
表3では、製品アイテム別に、着用環境と品質管理項目をまとめています。例えば、綿素材の採用が比較的大きいゴルフポロシャツなどでは、日光と汗の影響を同時に受け変退色が大きいことが予想されるため、品質管理項目に汗日光堅ろう度を加えなければなりません。アイテム、用途別に、適切な品質管理項目を設定し、適切な基準値を設けることにより、合理的な耐久性が設定され、消費者の満足度は向上するものと考えます。
表3.スポーツウエアのアイテム別品質管理項目
製品アイテム | 着用環境 | 具体的な品質管理項目 |
インナー、Tシャツ、子供服 | 洗濯頻度が多い | 洗濯堅ろう度 繰り返し洗濯 |
スキーウエア、アウトドアウエア | 屋外で紫外線を浴びる機会多い | 耐光堅ろう度 はっ水 |
ゴルフポロシャツ | 日光と汗の影響が大きい 洗濯頻度多い | 汗、汗日光堅ろう度(綿素材限定)、
洗濯縮み 消臭 |
アウトドアウエア、ゲームシャツなど | 雨、雪の衣服内浸透 汗など濡れたまま放置 | 汗、水、色泣き堅ろう度 耐水性 |
競泳水着 遊泳水着 | 塩素、塩水暴露の機会多い | 塩素処理水、耐塩素物性、塩水堅ろう度、プール試験 |
ラグビー サッカーウェア 野球 バレーボールなど | スライディング、タックルによるダメージ | 引張り強さ、摩耗強さ、破裂強さ、摩擦溶融 |
防寒衣料全般 クーリング衣料全般 | 寒冷、酷暑、高温多湿での使用 | 保温、クーリング、吸湿発熱、接触涼感、通気、防風 |
チームウエア商品 | チームとしての使用 | カラーマッチング |
濃淡配色商品 | 色なき、白場・淡色汚染のリスク | 湿潤染色堅ろう度全般 |
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ポリウレタンの脆化
ポリウレタン樹脂は、ポリウレタン糸として、またポリウレタン樹脂被膜(ラミネートやコーティング)として、衣料品に幅広く使用されています。(表4参照) ポリウレタン繊維は、糸自身が6倍も伸びて戻りやすい優れたストレッチバック性があるため、タイトシルエットのニット製品に多く使用されています。またポリウレタン被膜も、その微多孔構造による優れた透湿防水性能によって、コーティングやラミネートとしてレインウエアやスキーウエアをはじめとする防水衣料品に使用されています。
しかし、弱点は、ポリウレタン高分子の化学構造上、紫外線、空気中の水分や窒素酸化物、プール水中の塩素などによって加水分解され脆化して、時として製品の寿命が短くなることが知られています。
表4.ポリウレタンのアパレル製品への用途
形状 | 主な用途 | 説明 |
ポリウレタン糸 | タイトシルエット製品全般
タイツ、水着など
| 織物やニットに混用して使用する |
ポリウレタン被膜
(コーティング、ラミネート加工)
| 合成皮革製品
防水衣料品
| 主に織物にコーティングやラミネートなど被膜加工をする |
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水着の劣化例
図2.水着用ポリウレタン混トリコットのポリウレタン脆化の一例
図2は、一般的なポリウレタン混用のツーウェイトリコット生地の写真です。図の左の写真中の白い糸がポリウレタン糸で、この糸の伸縮性によって、ストレッチ性と身体へのフィット性が保たれています。一方、水着では、プール水中の殺菌用塩素によって、このポリウレタン糸が徐々に細かい粉状に脆化することによって、ポリウレタン糸は写真右のように消失して、その結果、すだれ状に伸びきった水着になり着用できなくなるケースがあります。使用後は、直ちに洗剤で水洗いして、塩素成分が残留しないようにすることが大切で、消費者にこれらの情報発信が求められます。
また、ポリウレタンには、その化学構造上、エステルタイプとエーテルタイプがあり、エステルタイプが比較的加水分解しやすい性質があるため、競泳用水着などではエーテルタイプが採用されています。
~水着用の脱水機について~
最近、スポーツジムの更衣室に、水着専用の小型の脱水機が設置されていますね。
しかし、プールから上がって、すぐ脱水機にかけただけでは、水分はとんでいますが、ポリウレタン糸には一定の塩素成分が付着残留しています。よく水洗いしてから、脱水機にかけられることをお勧めします。
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防寒ウエアなどの劣化例
スキーウエア、アウトドアウエア、レインウエアなどの防寒ウエアには、生地裏面に透湿防水コーティングを施し、ウエアの耐水性と透湿性を維持している商品が多くあります。コーティング樹脂には、ポリウレタン樹脂が多く用いられています。図3のポリウレタン樹脂の微多孔被膜によって、透湿性は実現しているのですが、空気中の水分も侵入しやすく、その結果ポリウレタン樹脂の加水分解が進むことになります。湿気が多いなど保管環境にもよりますが、早ければ1~2年で脆化が進行するケースもあるようです。
図3.ポリウレタンコーティングの断面の一例
(微多孔によって透湿性が実現)
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アパレル製品の安全・安心性
今年の3月15日付の第15回「アパレルの散歩道」で、品質管理の視点から「アパレル製品の安全・安心」を取り上げました。そして、「安全とは受容できないリスクがないこと」で、「安全とはリスクを許容可能なレベルまで低減させることで達成できるもの」と説明しました。また、安全は、「その程度は許容範囲内であると客観的や合理的に証明されている状態」に対して、安心は、その安全の中身を主観的に理解し信頼している状態と説明しました。したがって、われわれは、安全・安心性もアパレル製品の機能性の一つとし理解して、正しく安全リスクを分析し、事前に客観的かつ合理的に安全性を確認しておくことが大切となります。
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アパレル製品の欠陥の分類
アパレル製品の安全・安心性に関する欠陥は、表5のように、①設計上の欠陥、②製造上の欠陥、③表示上の欠陥の3つに分類されます。この表は、第15回アパレルの散歩道でも紹介しましたが、大切なことなので改めてここに入れました。
表5.アパレル製品の安全安心に関する欠陥の分類
欠陥の分類 | 内容 | 事例 |
設計上の欠陥 | アパレル製品の設計自体に問題があった。 |
- 首回りが小さく、着脱時に耳が擦れた。
- スキーウェアに過度に平滑な生地が使用され、スキー場で滑落した。
- 子ども服のパンツの裾ひもが自転車に絡まった。
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製造上の欠陥 | 当初の設計通りに製造されなかった。
製造にばらつきが生じていた。 |
- 縫製現場で誤って、肌に当たる部分をモノフィラメント糸で縫った。
- ミシンの折れ針が混入した。
- 染色加工現場で、使用不可の薬剤が使用された。
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表示上の欠陥 | 商品の危険性について、適切な警告が表示などで実施されていなかった | |
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人体への危害の種類
表6は、アパレル製品が人体に危害を与えるハザード(リスク源)の例を示しています。この表も、今年の3月15日付の第15回「アパレルの散歩道」に紹介しましたが、また、事例の詳細と対策も紹介していますので、改めてご覧ください。
表6.アパレル製品と人体危害ハザード
リスクの分類 | 事故事例 | ハザード(リスク源) |
主素材 |
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加工薬剤 |
- 着火などによる燃焼や毛羽燃焼によるやけどや二次被害
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素材の燃えやすさ |
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繊維特性 |
副資材 |
- 金属やプラスチック(ラメやスパンコール等)による擦過
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副資材の硬さ |
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副資材の鋭利さ |
パターン・設計 |
- タイトシルエットやゴム仕様による身体圧迫や皮膚との擦れ
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着圧 ゴムのパワー |
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自由端のひも仕様 |
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自由端の長さ、部位 フード設計、形状 |
縫製工程 |
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副資材の硬さ、形状 |
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折れ針管理 |
その他 |
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溶剤管理 |
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表地平滑性 |
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生地平滑性 融点 |
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事例1:毛羽燃焼によるやけどや二次被害
この現象は、表面フラッシュと呼ばれています。同現象は、ガスコンロなどの炎が接触して生地表面の毛羽がさっと燃え広がるもので、その炎に驚いて持っていたお鍋をひっくり返して火災になったり、火傷を負うなどのPL(製造物責任)に発展しうる現象です。ともすれば人命に関わる案件であり、綿100%ニット表起毛品は絶対企画しない、微妙な素材は表面フラッシュ燃焼試験を実施して採用可否を判断するなど、厳しい管理が求められます。また、表示によるご注意喚起も大切です。
図4.表面フラッシュ現象の一例
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事例2: 子ども服のフードひもが遊具に絡まった
子どもさんが着用していた衣料品に取り付けられていたひも、固定ループ、調整タブなどが、遊具や乗り物のドア、自転車の車輪に挟まれて、不測の事故が発生するケースがあります。JIS L 4129で規定されていますが、特に、背面、後頭部、パンツ裾など、視野に入りにくい部位のひも仕様には、万全の注意が必要です。ぜひ、JIS L 4129を読み返していただければと思います。
図5.子ども服の安全リスクの例
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事例3:スキーウエア転倒時の滑落事故
年配の方はご存じですが、1970年代にスキーブームがありました。この時、表コーティング素材を使用したスキーウエアで、スキーゲレンデで転倒したら止まらず、滑落する事故がありました。当時のスキーウエアは、ナイロンタフタやナイロンツイル製が一般でしたが、光沢感をねらって表面にポリウレタンコーティングを施したものがありました。表面が過度に平滑であったため、転倒による安全リスクが高まった事例です。この時以来、スキーウエア業界では、表コーティング素材の使用は実質的に禁止になりました。
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事例4:体育館でのジャージの摩擦溶融によるやけど
体育館でバレーボールの練習中、レシーブしたら、トレーニングウエアのひざ部が一部溶けて破れてしまった事例です。(図6.7参照) この現象は、体育館の床との瞬間的な摩擦によって高熱が発生し、合成繊維が溶融する現象です。体育館の床は、ゲーム中にシューズ底がスリップして転倒しないようにスリップ止め加工が施されています。このため、選手が転倒しても滑りにくくなっているため、より摩擦や衝撃で瞬時により高熱が生じることになります。
合成繊維の耐熱性は、表7のように、おおむね200℃台ですが、瞬間的な摩擦によって溶融温度以上の高熱が発生するといわれています。図7.は実際のトレーニングウエアの摩擦溶融による穴あきで、発生しやすい部位は、ひざ部、ひじ部、骨盤部が多いといわれ、破損部周囲は溶融して硬くなっているのが特徴です。この合成繊維が瞬間的に溶融した時、皮膚に触れた時にやけどが発生することになります。(図7参照)
対策には、ひざ部やひじ部にサポータを使用するのが今日一般になっているが、素材的には、①ダブルニットの裏面組織に綿糸あるいは綿混糸を使用する、②摩擦溶融紡糸加工を施した素材を使用することもあります。
前者は綿素材が溶融しない特性を利用したものであり、後者はシリコン系などの加工を施して、転倒しても少し長く滑ることにより、高熱の発生を抑えるものです。対象となる競技は、バレーボールのほかに、バスケットボール、ハンドボールなどがあります。
表7.各種繊維の耐熱性
繊維の種類 | 軟化点(°C) | 溶融点(°C) | 炭化点 |
綿・レーヨン・キュプラ | 軟化しない | 溶融しない | 200~300℃で着色分解 |
ポリエステル | 238~240 | 255~260 | – |
アクリル | 190~240 | 不明瞭 | – |
ナイロン6 | 180 | 215~220 | – |
ナイロン66 | 230~235 | 250~260 | – |
図6.バレーボール レシーブのイメージ
図7.摩擦溶融跡の一例
(トレーニングパンツひざ部分)
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今後の課題
これまでの話を踏まえて、安全・安心性は機能性のひとつと捉えて、安全な商品企画・設計を是非進めて頂きたいと思います。特に、アパレルメーカーやアパレル商社は、各種安全・安心に関するハザード(危険の源)を常に認識し、企業の安全管理システムとして安全アセスメント(評価)や安全監査を実施し、安全上のリスクを低減する具体的な対策を講じなければなりません。皆さんも、是非そのような意識をもって、業務に取り組んでいただきたいと思います。
(次回のコラムについて)
次回は、保温性に優れた羽毛衣料品について、その長所と短所について勉強しましょう。
コラム : アパレル散歩道32
~魅力ある商品を開発するために~
テーマ : 羽毛衣料品について
発行元
一般財団法人ニッセンケン品質評価センター 事業推進室 マーケティンググループ
E-mail: pr-contact@nissenken.or.jp URL:https://nissenken.or.jp
※当コラムの内容、テキスト等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
Profile : 清嶋 展弘 (きよしま のぶひろ)
43年間株式会社デサントに勤務し、各種スポーツウェアの企画開発、機能性評価、品質基準作成、品質管理などを担当。退職後は、技術士(繊維)事務所を開業。趣味は27年間続けているマラソンで、これまで296回の大会に参加。
社外経歴
(一財)日本繊維製品消費科学会 元副会長
日本繊維技術士センター理事 技術士(繊維)
文部科学省大学間連携共同教育事業評価委員
日本衣料管理協会理事 TES会西日本支部代表幹事