思いつきラボ

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No. 101 「蓄光を使って 光るボタンを作成しよう …」

2017/11/30

繊維業界は歴史が長く、また、川上から川下までサプライチェーンが長いため、立場が異なるだけで言葉づかいや慣習が異なります。 「思いつきラボ」では、繊維に関するちょっとした疑問や面白話などをご紹介します 。

※2017年11月30日時点の内容です。

思いつきラボ 祝 101号・・・
前回の原稿が100号だったのですが、数か月前から周りから「もうすぐ 100回目ですね」と言われつつ・・・肝心な時に忘れてしまいました。

筆者は 何月何日号という意識は持っているのですが、第何回とは考えていないので区切りの原稿も忘れてしまいました。いずれにせよ 100回まで続けてこられたのは、読んでいただける方がいらっしゃるからと感謝しております。・・・という型通りのご挨拶で皆様にゴマをすったところで、記念すべき 101回のテーマは 大阪事業所のメンバーによる自由研究のレポートになります。今回も原稿まで用意してくれました。

UVレジンで蓄光ボタン作成体験

蓄光とは、光などを蓄えて、光照射を止めても発光する物質のことをいいます。地震や 台風等の災害時に発生する停電によるブラックアウトに際し、電源を必要とせずに発光 する「蓄光」は非常に有効な手段であると考えられ、広域避難所や津波避難所等の表示には蓄光がすでに採用されています。その他にも近年ではキーホルダー、アクセサリー、マニキュア等のファッションにも使用されるようになりました。

そこで今回はより身近に蓄光を楽しんでもらおうと思い、思いつきラボ 第 54回に掲載した蓄光プリザーブドフラワーアレンジメント体験に引き続き、第2回UVレジンで蓄光  ボタンを作成する体験レポートにしました。

それでは自由研究スタート!!!

作り方

蓄光パウダーを混ぜる場合

蓄光砂・蓄光セラミック砕石を混ぜる場合

① UVレジンをボタン型の半分くらいまで入れムラが出ない様につまようじでならす。
② 蓄光砂・蓄光セラミック砕石を好みの量・場所に入れる。
③ UVライトで②を硬化させる
④ ボタン型の残り半分にUVレジンを入れ、
①同様ムラが出ない様につまようじでならす。
※ボタンの穴がなくなってしまわないように注意!!!!!
⑤ UVライトで④を硬化させる
⑥ 固まったら型から取り出し、上側からUVライトを当てて完成!!!!

蓄光パウダーと蓄光砂・蓄光セラミック砕石を両方使うなどアレンジを加えてみてもOKです!(^^)!

完成したボタンをシャツに縫い付けていきます。

縫製前

これでオリジナルの蓄光ボタンシャツが完成しました!!

みなさんも是非日常生活に蓄光アイテムを取り入れてはいかがでしょうか。

今回のボタン作成は、UVレジンを用いたため、初めての方には少し難しい作業だったかもしれませんが、みなさん楽しんでボタンづくりをしてくださいました!!ご協力いただきました大阪事業所の有志のみなさまありがとうございました。

楽しい作品が出来上がりました

なんとも素晴らしい企画の上に楽しい作品が出来上がりました。ボタンを付け替えるだけで商品イメージもずいぶんと変わるものです。これからも面白そうな企画を思いついたら、是非自由研究で取り上げたいと思います。

原稿担当:石﨑 加奈 / 池田早苗
制作指導:段林 恵美 / 岡山 智咲
自由研究協力者:日野 美津子 / 鈴村 昌子/ 井上 智美 / 工藤 小矢華 / 春原 菜々子 / 梶原 菜美 / 青木 麻衣
監修:竹中 直(チョク)

PDF版はこちらから

お問い合わせ
一般財団法人ニッセンケン品質評価センター
防災・安全評価グループ グループ長
竹中 直(チョク)
E-mail: bosai_anzen@nissenken.or.jp

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