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No. 139  「また震度6強の地震が観測されてしまいました…」

2019/06/30

繊維業界は歴史が長く、また、川上から川下までサプライチェーンが長いため、立場が異なるだけで言葉づかいや慣習が異なります。 「思いつきラボ」では、繊維に関するちょっとした疑問や面白話などをご紹介します 。

※2019年6月30日時点の内容です。

令和になってから早くも大きな地震が発生しました。
山形県沖を震源とする地震は、新潟県村上市で震度 6強の揺れを観測しました。しかも日本海沖の北陸地方の範囲となると、平成 16年(2004年)10月23日に発生した震度 7を記録した“新潟県中越地震”と平成 19年(2007年)3月25日に発生した震度 6強の“能登半島地震”、同じく震度 6強を記録した平成19年(2007年) 7月16日に起きた“新潟県中越沖地震”からしばらく震度 6以上の地震は発生していなかったのですが、12年ぶりに発生してしまいました。前述の3つの地震が平成 16年から平成 19年の間に立て続けに起こっているので、今回の地震のあとも続かないかとちょっと不安な気持ちになります。

この3つの地震の前となると、昭和 39年(1964年)6月16日の“新潟地震”この時のマグニチュードが 7.5の記録が残ってます。マグニチュードが 7を超えるとかなりの地震規模といえるのですが、この時新潟県村上市で震度 6を記録しているのです。震度5と6が5弱・5強・6弱・6強と区分されるようになったのは 1996年に改正があってからなので 記録としては震度 6となっています。さらに忘れてはいけないのが、昭和 23年 6月28日の“福井地震”でマグニチュード 7.1 震度 6を福井市で観測されています。まだ戦後間もないこともあって防災対策が不十分な時代だったこともありますが、多くの死者を出してしまいました。

“福井地震”や“中越地震”など大きな被害や震度 7を観測したこともあり、この地域も大きな地震が起こりやすい地域と考えておいたほうがよさそうです。他の地域が安全という意味ではなく、地震はどこで起こっても不思議はないのですが、過去に大きな地震があったところは周期的に発生することが確認されているので、より注意が必要ということです。2011年3月11日のあの“東日本大震災”以降も震度 6以上の地震は多く発生しているのです。大きな地震があったときくらいしかなかなか振り返ることもないので整理しておきたいと思います・・・列記するだけですが・・・。

この思いつきラボで地震災害について取りあげる回数が多いことがわかります。余震もありますが、大阪・鳥取・北海道、そして今回の山形・新潟と南海トラフの危険性とは別の地域でも大きな地震がおきているのです。

大雨の被害も…

地震の他にもこの6月は大雨の被害がでています。中国地方や関西地方がまだ梅雨入りもしていないときに、九州・沖縄で大雨警報が発令されたり局地的に大雨が降る現象がつづいています。大雨警報も昨年の西日本豪雨の被害から見直しされて、3月の終わりに新しい警戒レベルが発表されました。

テレビニュースでも解説されてましたが、災害時に問題となっているのが「自己特別視」。自分だけは大丈夫という意識が働いてしまうようで、いままでの経験でこれくらいなら・・・とか、災害は他人事・・・という勝手な解釈で行動を起こさない人たちが多くいるということです。現実のはなしとして、避難命令がでても避難率が一桁というのがどの地域でも結果としての数字になっています。

また警報伝達の遅れも問題なのですが、気象庁の予報を各自治体で判断して警報を出すのですが、50年に一度の現象などほとんどの人は経験がないので判断ができないところにあります。各自治体で地形も環境も違いますので、全ての地域で同じ行動というわけにもいかないの、自治体の判断は大切なのです。これも、現実として警報が伝わったときには避難できる状況ではなくなってるということが事例としてよく取り上げられています。まずは警報を確認しながらも、避難 待機の判断は家族や近隣の人達とで決める必要があります。異常気象が続けば気象災害も増えますので、行動訓練のイメージはもっておきましょう。地震災害と大雨災害が重なることもありますので、災害時には腹をくくって状況にあわせた判断が必要になります。他人事ではないことだけは確かです。

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一般財団法人ニッセンケン品質評価センター
防災・安全評価グループ グループ長
竹中 直(チョク)
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