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日本繊維製品消費科学会 年次大会でポスター・口頭発表を行います ― AI画像解析を用いた綿・麻混用率試験の自動化に向けた研究―
2026/05/21
ニッセンケンは、繊維混用率試験の効率化および試験精度の安定化に向けて、AI画像解析技術を活用した研究に取り組んでいます。このたび、日本繊維製品消費科学会 年次大会(2026年6月27日・28日開催)にて、綿・麻混用率試験へのAI画像解析の適用可能性および自動化を想定した繊維種推定に関する研究について、ポスター発表および口頭発表を行います。
衣料品には、家庭用品品質表示法に基づき、繊維混用率の表示が義務付けられています。混用率の算出には、JIS規格に則った試験が実施されており、植物繊維同士や動物繊維同士など、薬品耐性が類似する繊維の識別には顕微鏡法が用いられています。しかしこの試験では、高度な知識と経験が必要であるほか、1000本以上の繊維鑑別や100本以上の繊維径測定を行う必要があり、試験者ごとのばらつきや作業負荷が課題となっています。
当財団では、こうした顕微鏡法による繊維鑑別について、AI画像解析技術を活用した代替および高度化の可能性を検討しています。本研究では、綿、麻(リネン)、麻(ラミー)の顕微鏡画像を学習したAIモデルを構築し、繊維種の識別や混用率算出への応用を進めています。
ポスター発表では、顕微鏡画像に対するAI画像解析の適用可能性について報告します。さらに口頭発表では、AIによる繊維種推定結果をもとに、実際に混用率を算出し、JIS規格に基づく顕微鏡法との比較を行った結果について報告します。
繊維試験の効率化や品質安定化、AI技術の試験分野への応用に関心をお持ちの方は、ぜひご注目ください。
【2026年度 日本繊維製品消費科学会 年次大会】
開催日程:2026年6月27日(土)・28日(日)
開催会場:京都女子大学(京都市東山区今熊野北日吉町35)
詳細は、主催する一般社団法人 日本繊維製品消費科学会のWebサイトよりご確認ください。
【ニッセンケン 発表概要】
■ポスター発表
発表日時:2026年6月27日(土) 12:40~14:10
場所:体育館
発表番号:P-51
発表テーマ:綿・麻混用率試験における画像解析AI適応可能性の検討
■口頭発表
発表日時:2026年6月28日(日) 10:55~11:10
場所:B会場(C508)
発表番号:B18
発表テーマ:綿・麻混用率試験の自動化を想定したAI画像解析による繊維種の推定
■発表者
舟橋みゆき(一般財団法人ニッセンケン品質評価センター)
■共同研究者
河野誠氏(株式会社カワノラボ)
藤田美奈氏(株式会社カワノラボ)
安藤健(一般財団法人ニッセンケン品質評価センター)
※関連情報: 2026年 繊維学会年次大会 ポスター発表
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