お知らせ
医薬品、医薬部外品、化粧品等に含まれるビタミン成分の分析試験を開始しました
2024/11/19
輸入化粧品の定量試験、医薬部外品承認申請時の有効成分確認等に有効
一般財団法人ニッセンケン品質評価センターは、医薬品、医薬部外品、化粧品等に含まれる「ビタミン成分」の分析試験を開始しました。化粧品等は使用者の肌に直接触れるものであるため、安全性の確認が非常に重要であり、さらに海外から輸入される製品の場合、日本国内の基準に合わせて配合量を確かめる必要があります。ニッセンケンは、各企業における製品の適切な品質管理実現のため、製品ごとに最適な化学試験をご提案します。
本試験の概要
ビタミン分析試験の対象となる製品は、主に『輸入化粧品の定量試験』、『医薬部外品の承認申請に必要な有効成分の確認、及び定量試験』となっています。これ以外でも、「ビタミンを含む」ことを商品に表示するもの、また商品の特徴として訴求するさまざまなもののエビデンスとして、本試験での成分分析が有効に活用できます。
ニッセンケンの化学試験
2019年から 「厚生労働省登録検査機関」として規制物質や商品にあわせた試験を行っています。
薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)にしたがい、 医薬品、医薬部外品、化粧品等へのさまざまな試験対応が可能です。具体的には、規格試験をはじめ、化粧品への配合が禁止されている物質の配合量分析、微生物試験、保存効力試験、医薬部外品申請試験、アレルギー、敏感性肌のパッチテスト、SPF測定など多彩です。
ご要望に応じたオリジナル試験もご提供できますので、まずはお問い合わせください!
本リリースに関するお問い合わせ先
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ビタミンの種類について
ビタミンは、性質によって脂溶性と水溶性の2種に分かれています。「脂溶性ビタミン」はビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種。また水溶性ビタミンは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビタミンB12、ビオチンの9種類があります。
水溶性ビタミンは体に蓄積され難く、逆に、脂溶性ビタミンは蓄積されやすい性質があります。脂溶性ビタミンを摂取しすぎると副反応を起こすことがあり、栄養剤や栄養ドリンクを摂取する際に注意が必要です。
化粧品としてのビタミン
「美」をサポートする成分として「ビタミン」は欠かせないもので、現在販売されている多くの化粧品にビタミン成分が配合されているようです。
化粧品/医薬部外品の成分として人気のあるビタミンには、ビタミンC、レチノール、ビタミンE、ナイアシンアミドなどがあります。 その中には『効果効能がある』と謳って販売されている商品もありますが、この場合は医薬部外品に分類され、法令上、化粧品よりも厳しい規制がかけられますので、ご注意ください。
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