6月12日(水)、2024繊維学会年次大会(主催：一般社団法人繊維学会　会期：6月12日(水)～14日(金)　会場：東京・タワーホール船堀)にて、ニッセンケン東京事業所・舟橋みゆきが「PETのリサイクル方法と原料由来の判別について」をテーマにポスターセッションを行いました。当日、議論・意見交換をさせていただきました参加者の皆様に心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。

　発表を担当した舟橋は「当財団のポスター発表では、大学の先生、学生さん、企業の方など多くの皆様と活発なディスカッションを行うことができました。特に今回はチャレンジングな研究内容だったので、皆様から教えていただくことも多く、私としては大変充実した学会発表でした。他の研究発表からも大変刺激を受け、とりわけX線を用いた研究に興味を持ちました。今後も継続的に学会発表を行えるように研究を続けていきます」としています。
　化学的専門知識を有する参加者の皆様との議論・意見交換を通じ、今後の実験方法等に対する改善点をはじめ、リサイクルPETについての新たな知見を得ることもできました。当財団は、「大量廃棄社会からの脱却」という社会的要請に応えるべく、リサイクルPET判別技術の向上を目指し、さらに邁進します。

《リサイクルPET判別試験 関連情報》
　■ニッセンケンウェブサイト
　・リサイクルPET繊維の判別技術を開発 / 判別試験の受注を開始します
　・リサイクルPET繊維判別試験 開発への途 ―「リサイクル」か「バージン」かを見分ける科学技術を確立
　・繊研新聞社Web　2022.10.19(WED) / 《この技術がすごい》リサイクルポリエステルを簡単に判別
　■関連書籍 ― 安藤健専務理事・舟橋みゆき 執筆の論文掲載
　・一般社団法人繊維学会 発行 【繊維学会誌 2024年6月 第80巻 第6号】
　・株式会社シーエムシー･リサーチ 発行 【PETボトルの最新リサイクル技術動向 ― マテリアル・ケミカル・バイオ ―】