ニッセンケンブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました

　ニッセンケン・インド ジャイプル事業所は、2月26日から29日までの4日間、ニューデリーのプラガティマイダンをメイン会場として開催された【インド国際テキスタイル展示会 / BHARAT TEX2024】にブース出展し、繊維関連の日本向け輸出品の品質管理に関わる試験及びノウハウに関する情報を発信しつつ、日本企業、インド企業を中心に数多くの皆様と有益な情報交換・商談を行うことができました。当日ブースにお越しいただいたすべての皆様に改めて御礼を申し上げます。

左写真) ニッセンケン/インド繊維省テキスタイルコミティ共同ブース
右写真) 共同ブースを来訪されたゴヤル・ピユシュ繊維省大臣（前列左）

　主催者の話によりますと、出展企業約5000社、世界中からの来場者数万人、展示規模が20ホール近くと、日本では想像できないような大規模な繊維関連総合見本市となりました。また、ナレンドラ・モディ首相による主催者スピーチをはじめ、インド繊維省大臣 / ゴヤル・ピユシュ氏が来場して主要企業のブースを訪問するなど、政府としても展示会成功に向けて大いに注力したことが分かります。

写真) インド繊維省のブース

　ニッセンケンはインド繊維省テキスタイルコミティ(TC)と共同でブースを構えました。これまでもモディ首相が提唱する「Make in India」を、品質管理面から促進させるため、政府系機関TCと協力して進めており、今回のコラボレーションブースもその一環となります。TCニッセンケン共同ブースには日本企業はもちろんのこと、現地のインド企業や欧米企業なども多数お立ち寄りいただき、日本のお客様に還元できる様々な情報を新たに入手することができました。さらにゴヤル繊維省大臣も当ブースに来訪いただき、TCとニッセンケンの取り組みについて熱心に聴かれ、さらなる発展を期待するお言葉をいただきました。

　今回、インド政府の熱意があってこそ実現したこの展示会の規模感や、世界各国からの来場者のインドに対する期待感や熱気を実際に目の当たりにすると、繊維関係のものづくりの中心がインド、バングラデシュを代表とする南西アジア地域にどんどんシフトしてくるのではないか、ということを改めて強く感じました。

　ニッセンケンはTCなどのインドの政府機関や企業などと協力し、繊維分野での日印産業発展に向け、ますます邁進してまいります。「インド生産に興味がある」あるいは、「インド生産を行っているが、困りごとがある」という企業の皆様は、ぜひニッセンケンまでご連絡ください。10年間のインド事業で積み上げてきたノウハウ・技術を結集し、全力でサポートさせていただきます。

（報告：ニッセンケン 岩田 純治）

《インド生産に関するサポート / インドでの品質試験ご依頼　お問い合わせ窓口》

一般財団法人ニッセンケン品質評価センター
　 > アセアン・南西アジア事業本部　インド事業担当　岩田 純治　E-mail: j-iwata@nissenken.or.jp
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