一般財団法人ニッセンケン品質評価センター（東京都台東区、駒田展大理事長）は、国立大学法人信州大学 繊維学部（長野県上田市、森川英明学部長）を中心に繊維系検査機関4社で構成する【繊維産業におけるLCA人材育成コンソーシアム】を設立しました。繊維産業におけるサステナビリティを推進する産学共同の取組みとして注目を集める中、８月８日には東京都内でコンソーシアム発足記者会見を行い、一般新聞・繊維系専門紙・化学工業系専門紙など多分野の記者が参加しました。

　
　本コンソーシアムでは、繊維製品の大量生産・消費・廃棄等による環境負荷が社会問題となる中、LCA（ライフ サイクル アセスメント）の考え方を繊維産業全体に普及させ、循環産業化の仕組み構築を目指すとともに、LCAのコンサルティングを行う人材育成等に取り組んでいきます。
　※コンソーシアムについて、詳しくはこちらから

　
　記者会見で挨拶を行った安藤健専務理事は「ニッセンケンは20年以上エコテックス^Ⓡ認証を行い、安心安全な繊維製品の流通の促進に努め、またリサイクルPET繊維の判別方法の開発などサステナブルな社会の実現に向けた活動をしてきました。今回、単独では対応が難しい大きな課題に対して信州大学 繊維学部のお声掛けにより4検査機関が集まり、協力して課題解決を行っていくことは大変意義のあることです。この取組みを成功させ、今後も大きな課題についてはこのコンソーシアムをスタート地点として、より多くの企業や団体が参加する大きな取組みに拡げていければと考えています」と述べました。

　コンソーシアムの活動や成果等については随時、当財団ウェブサイトで紹介しますのでぜひご注目ください！

^※コンソーシアム関連情報　

　> ニッセンケンウェブサイト　【繊維産業におけるLCA人材育成コンソーシアム】の設立について

　> 信州大学ウェブサイト　繊維産業におけるLCA人材育成　人材育成講座プログラム

■本リリースに関するお問合せ先
　ニッセンケン LCAコンソーシアム 推進プロジェクトチーム
　Mail: pr-contact@nissenken.or.jp