お知らせ
炎から人命を守る – 防護服の耐熱性等の評価試験を開始 / 火を取り扱う作業者が着用するあらゆる作業着にも応用可能です
2020/08/06
火災発生時に消防士を守る防護服、また火を取り扱う作業者が着用するあらゆる作業着等には、適切な防炎・防火性能が求められます。ニッセンケンではこのたび、人命を守るための新たな評価試験を開始いたしましたのでお知らせします。
京都検査所では、本年改正された以下のJIS T 8021並びにJIS T 8022を実施するための試験機を導入しました。火災現場での消化活動や特殊な火器を取り扱う場合の、炎から身を守るための防護服から、日常的に火を取り扱う環境に置かれる作業者用の作業着まで、幅広く対応できる試験となっています。 また、一般的な防災グッズ等の、より高い防炎性能を求める場合にも応用できます。
- ◆JIS T 8021 熱及び火炎に対する防護服 – 火炎ばく露時の熱伝達指数測定方法 (ISO 9151に準拠) …材料または材料構成の「熱の伝わりにくさ」を測定する試験です。試験片を通過する熱を測定し、その温度が規定する温度(例えば24±0.2 ℃)に上昇する時間を記録します。
- ◆JIS T 8022 熱及び火炎に対する防護服 – 火炎でん播性試験方法 (※ISO 15025に準拠) …単層または複数層(コーティング構造、キルティング構造、サンドウィッチ構造等)の生地で構成する材料が、火炎にさらされたときに示す「火の伝わりにくさ」を評価します。
当試験のご依頼、またご質問やご不明な点がございましたら、お手数ですが京都検査所にお問合せください。よろしくお願いいたします。
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