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商品の温度的特性を試験で見える化しプロモーションのお手伝いをします / 東京事業所のサーモグラフィー試験
2024/09/05
一般財団法人ニッセンケン品質評価センター・東京事業所では、サーモグラフィーを用いて、さまざまな製品の温度に関する性能評価試験を行っています。試験の一例をあげると、冬場に履く靴下を筆頭とした衣類全般の保温性評価やキッチン用品の保温効果、マグカップ持ち手の表面温度測定等、必要に応じて多種多様な製品で実施できます。この試験結果の利用方法の1つとして、試験依頼者からのニーズが特に高まっているのが「温度的特性を消費者に“見える化”して伝える」ことです。本稿では、サーモグラフィー試験結果を利用した製品のプロモーション方法をご提案します。
ニッセンケンにお問い合わせをいただく温度に関連する日用品の性能試験としては、主に①保温性②温熱効果③熱伝導効果の3つが挙げられます。いずれも「温かくなる」、または逆に「冷たくなる」ことが商品の“売り”の機能となります。
一方、製品のプロモーションにおいて、その機能の優位性を消費者に分かりやすく伝えることがいかに難しいか、試験依頼者の皆様からよくお聞きします。衣料分野であれば、さまざまな気候条件下での保温・冷感等の快適機能を、文字表現やビジュアルで競合他社の製品より分かりやすく消費者に伝えられるよう、ご苦労されているようです。
これら製品のプロモーションを効果的に行う方法の1つとして、ニッセンケンのサーモグラフィー試験結果の画像活用をご提案します。
本試験では、対象物から発せられる赤外線エネルギー量を温度換算し、温度ごとに指定した色で色分けすることができます。つまり消費者にとって、まさに「機能が見える」試験結果をご提供しています。試験結果としてお渡しする画像は自由に使用いただけますので、宣伝用POPなどにも活用可能です。
実際の試験結果画像をご紹介します。画像Aは衣料品で、人体各部の温度差の様子がはっきりとわかるものです。また画像Bは容器で、2種類の製品の表面温度差を明らかにしています。画像Aの衣料品では、ある機能を付加した加工品と未加工品の性能差を“見える化”することが可能です。また、画像Bのように素材ごとの性能差を“見える化”することもできます。
サーモグラフィー試験は、これ以外にも、試験の目的や対象物の用途に合わせて、さまざまな条件で実施することができます。まずはニッセンケン・東京事業所にお気軽にご相談ください。ご連絡をお待ちしています。
<本リリースに関するお問い合わせ先>
一般財団法人ニッセンケン品質評価センター
東京事業所 蔵前ラボ
担当:中廣 憲道 E-mail:tokyo@nissenken.or.jp
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