掲載されたのは家庭科の教科書・副教材で、【2024生活学Navi 資料+成分表】【ファッション造形基礎】【Agenda家庭基礎】の3誌。 エコテックス®のロゴマークを掲載した上で、「知っておきたいマーク＆ラベル　有害物質を含まない繊維であること」（2024生活学Navi 資料+成分表）、「これからの衣服素材　環境への負荷が少なく安全な衣服素材」（ファッション造形基礎）、「衣服の表示　350以上の化学物質が対象でこれらについて基準を満たした繊維製品に添付できる」（Agenda家庭基礎）などと記載されています。

　背景としては、高校家庭科の学習指導要領に「持続可能な社会の創り手の育成」が明記され、高等教育の現場でSDGs やサステナブルに関する指導を推進していることが挙げられます。また一方で、民法で規定する成年年齢が高校在校時点の18歳に引き下げられ、一消費者としての責任が明確化されたことも重要な要素と言えるでしょう。 海外に目を向けると、サステナブルな視点での消費先進国と言われるヨーロッパでは、有害化学物質排除を掲げるエコテックス®認証製品が日本以上に普及しています。
　これからの日本を担う若者たち、そして、これから本格的な消費者として自立していく高校生たちに、早い段階からサステナブルに関する教育を行うことは、日本社会全体にとっても有益であると言えます。

　ニッセンケンは、アジアで唯一のエコテックス®認証機関として、持続可能なものづくりをサポートしています。エコテックス®事業をはじめ、さまざまな家庭用品の試験・検査を通じ、よりよい社会の実現に向けて積極的に協力をしていきたいと考えています。

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