SDGs-持続可能な開発目標-で「ジェンダー平等の実現」が掲げられる中、繊維・ファッション業界では吸水性ショーツ等によって女性が抱える特有の悩みを解消すべく、新たな分野へのチャレンジが進められています。

いわゆる吸水性ショーツについては、現在薬機法で概ね【雑品】として扱われていますが、「女性が安心して使用できる製品の供給」を目指す、取扱い事業者等からの要望が強く、なんらかの公的な安全対策が早急に必要となっているのが実情と言えます。
そのような中、厚生労働省は10月21日、都道府県衛生主管部等宛てに「「経血吸収ショーツ等に係る評価の観点について」及び「経血吸収ショーツ等に係る広告表現の考え方」について」との事務連絡を情報提供として発出しました。

この「評価の観点」と「広告表現の考え方」は、一般社団法人日本衛生材料工業連合会と一般社団法人メディカル・フェムテック・コンソーシアムが策定したもので、厚生労働省が各自治体に情報提供をしたことにより、今後、吸水性ショーツの機能性・安全性基準のベースとして普及していくことも予想されます。

> 厚生労働省発出 令和3年10月21日付け事務連絡 鏡文書（外部リンク）
> 同 別添文書「経血吸収ショーツ等に係る評価の観点について」及び「経血吸収ショーツ等に係る広告表現の考え方」（外部リンク）

吸水性ショーツなどフェムテック関連製品の品質評価はニッセンケンまで

当財団にも吸水性ショーツの機能性・安全性評価に関する様々なご質問が寄せられており、ご依頼内容に合わせた提案をするスタンスで柔軟に対応しています。また、フェムテック関連製品の評価試験に関する情報発信も積極的に行っています。
> 2021.6.30 / ウェブサイトでのリリース 吸水性ショーツについて

> 2021.9.1 / ウェブサイトでのリリース 化粧品や医薬品等の可能性

今後も、吸水性ショーツをはじめフェムテック関連製品の評価に携わることができればと考えております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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